南十字星タグ [S America_Brazil]
ポルトガル語で南十字星を表すCruseiro do sul を社名に用いたクルゼイロ航空のバッゲージタグをご紹介します。同社の歴史はかなり古く1926年の創設ですが、主に国内線中心の運航であったのと実質ヴァリグ航空の傘下だったこともあり知名度は低いように思われます。一方バッゲージタグといえば型にとらわれないユーモラスな物が散見されます。
美女タグ [S America_Brazil]
ハットラックの荷物を座席下に置くよう注意を促すバッゲージタグは1960年代の物を中心にこれまでも何度となくご紹介してきましたが、今回ご紹介のブラジルのCruzeiro do Sulのタグもその一種と言えます。ただ描かれた乗客の佇まいが非常に優雅で、空の旅の快適さをアピールしているようにも思えます。
カラベルタグ [S America_Brazil]
ジェット旅客機黎明期の名機、シュド・カラベルが描かれたヴァリグ・ブラジル航空のバッゲージタグをご紹介します。恐らく同機の就航間もない1950年代後半から1960年代にかけてのタグと思われます。名機が描かれているタグというのはどことなく航空会社の期待と自信が伝わってくるような気がします。
波線タグ [S America_Brazil]
ヴァリグ・ブラジル航空の1980年代のバッゲージタグです。1980年代になると航空輸送量も増えた事もあり、徐々に味気の無いタグが増えていくような気がします。今回ご紹介するのもそのようなタグの一つですが、味気の無い中にもしっとりとしたカラーリングが特徴的です。
VRGタグ [S America_Brazil]
ブラジルのかつてのフラッグキャリア、ヴァリグ・ブラジル航空は倒産してしまっていたのですね。その後も経営母体が変わり、路線縮小などを繰り返し、細々と運航されていたのも束の間、現在ではライバルであったゴル航空に便名も統一され事実上消滅してしまっているようです。そんなヴァリグ・ブラジル航空の栄華を偲ばせるにぎやかな装いのバッゲージタグのご紹介です。
